最大のストレスは答えがある問題の解答が手に入らないということ。
答えのある問題なら答えにはすぐにアクセスさせてくれよ!!!
どうして仕事が楽しくないのか。
輪郭が見えた。
そんな話。
問題には2種類ある。
・答えがある問題
・答えがない問題
答えがある問題とは、絶対的な正解が1つ以上存在する。
例えば、受験問題・ゲームや家電の操作方法・プラモデルの作り方など
解答集や取り扱い説明書があるものは答えのある問題が多いと思う。
答えのない問題とは、絶対的な正解は存在しない(または見つかっていない)。
ダイエット方法・幸せな人生・人気の出る楽曲の作り方・SNSでのバズり方・成功する事業のアイデアなど
絶対的な答えがない。
だからさまざまな主張の本が出たり、
あたかも答えを教えてくれるような高額な商材が売られたりする。
ダイエット本は一体何冊あるのか?
「~式ダイエット」は何百種類あるんだ?
SNSマーケティング系高額商材はどれだけ売り出されているんだ?
でも売れる。
必要としている人がたくさんいる。
なぜなら絶対的な答えがないと思っていた問題の答えが手に入ったら楽だから。
手に入らない人よりも優位に立てそうだから。
でも、この世界。
絶対的な答えが決まる問いの方が少ないと思う。
あなたも是非、答えのある問題を探してみてほしい。
とにかく、問題には2種類あるということは理解いただきたい。
有意義なシンキングタイム
答えのない問題を考えることは有意義だと思う。
そして楽しい。
問題の規模はあれ、
問いに対して、仮説を立てる。
仮設に対して、実験する。
結果を受けて、仮設を進化させる。
それを繰り返す。
結果、求めた結果(答えらしきもの)に近づく。
答えがないから、自分のアイデアが答えらしきものの1つになりうる。
ここを突き詰めることは楽しい。
有意義な時間だと思う。
問いによっては、社会から求められる人間になれる。
最も意味のないシンキングタイム
答えが決まっている問いに立ち向かう時間は無駄になることが多い。
受験や学校のテストは一旦、別としましょう。
現状、答えのない世界に行くためには、
6+3+3年の答えのある世界を切り抜ける必要がある。
さて、想像してみてください。
あなたは会社員です。
会社には新しいコピー機があります。
説明書はついていません。
10万円払うと英語の説明書が手に入ります。
新しすぎて、これまでのコピー機とは勝手が違います。
でも説明書はありません。
あなたは明日までにコピーを頼まれています。
でもコピーがうまくできません。
あれこれ操作してもうまくできません。
もう定時は過ぎてます。
明日までにコピーが必要なのに。
コピーができない。
この時間が一番ストレスがかかる。
私はそう思った。
答えがあるのに、解答がない。
コピー機でコピーをする方法は絶対的な答えがある。
しかし説明書がないばかりに無駄な時間がかかる。
この時間が無駄だ。
先輩に聞けばいいじゃないか。
そうだ。
実際、聞いたらどうなるか?
コピーの仕方もわかんないのか?
ポンコツ扱いだ。
でも答えが手元にない。
ストレスが半端ない。
たかがコピーだと
簡単に依頼を受けるべきではなかった。
そう、後悔するしかない。
私がこれまで仕事を楽しいと思えなかった理由が完全にこれだった。
答えがあるのに、解答が手元にない。
絶対的な答えを求めて、試行錯誤しなければいけない。
苦痛極まりない。
時間と思考と精神の無駄だ。
人生を無駄にしない選択
わかった。
これからはこのような場合は、一度ググった上で、聞こう。
ポンコツ扱いは厭わない。
時間と思考と精神vsプライド
勝負はついている。
さぁ、早速、明日の朝、聞くか。
ストレスの原因がわかれば、対策が打てる。
答えのない問題を解く鍵は、
質のいい問いを立てることだ。
答えのない問題を解くことは楽しい。
楽しい時間に時間を注ぐ人生を送ろう。
楽しい時間を送れる仕事を選ぼう。
答えのない幸せな人生の過ごし方に一つの答案を出すために。
またね。